【汎用性抜群】ミルクボーイ漫才テンプレ、作ってみました
Mー1グランプリ2019、面白かったですね。
全体的にレベルが高くて誰が優勝してもおかしくないぐらいでした。
その中でも異彩を放っていたのが、優勝したミルクボーイさん。
とても若手とは思えない貫禄でした。
ダウンタウン松本さんも、テレビ番組で
「このフォーマットを作ったのは凄い」と話していました。
確かに、内容さえ変えれば、どの場面であろうと使える代物です。
これを利用しないのは勿体無い。
・結婚式の余興
・忘年会の席
・文化祭、修学旅行の宿泊先などの学生生活
ほぼ全ての、出し物が必要とされる状況で応用できます。
ミルクボーイさんの知名度は抜群ですが、仮に知らない方でも面白く、身内ネタも盛り込み放題です。
そこで、フォーマットを文字起こしし、コピペしたものにネタさえ放り込めばすぐ漫才が出来るよう、
便利なテンプレを作りました。
また、ネタ作りの注意点もまとめたので、参考にしてみてください。
テンプレ
A:どうもー【コンビ名】です。よろしくお願いしますー。
あーーありがとうございますー!今、【凄くいらない物】を頂きました。ありがとうございます。
こんなんなんぼあってもいいですからね。ありがたいですよー。
B:突然なんやけどな、ウチのおかんがね、好きな【①】があるらしいんやけど、その名前を忘れてもうたらしくて困ってんねん。
A:【①】の名前忘れてもーてー。どうなってんのそれー。でもね、おかんの好きな【①】なんて、【代表例】くらいやろ。
B:それがちゃうらしいねんな。
A:ちがうの!?ほな俺がね、おかんの好きな【①】、一緒に考えたるから、どんな特徴あったか教えてみてよー。
B:【特徴①】
A:あーーー、【②】やないかい。その特徴はもう完全に【②】やないかい。すぐわかったやんこんなのー。
B:分からへんねんな。俺も【②】やとおもてんけどな、おかんが言うには、【特徴②】
A:おーー、ほな【②】とちゃうかー。【②】が【〜〜〜〜〜】なわけないもんね。【②】ってそういうもんやから。ほな【②】とちゃうがな。ほなもうちょっと詳しく教えてくれるー?
B:【特徴③】
A:【②】やないかい。【②】は【〜〜〜〜】なんやから。俺の目は騙されへんよ、俺騙したらたいしたもんや。俺はなんでもお見通しや。【②】で決まりや!
B:でもわかれへんねんな。
A:なにがわからへんねんのよ!
B:おれも【②】やと思ってんけどな、おかんが言うには、【特徴④】
A:ほな、【②】とちゃうやないかい。
〜〜〜以下、特徴⑤、⑥、⑦と繰返していく〜〜〜
B:おかんが言うには、【②】ではないっていうねん。
A:ほな【②】とちゃうやないか。おかんが【②】ではないと言うんやから、【②】ちゃうがな。先言えよ!
B:申し訳ない。おとんが言うにはな、【③】ちゃうかって。
A:いや絶対ちゃうやろ、もうええわ。どうも、ありがとうございました。
ネタ作りのポイント
・コンビ名
テンプレとして一応入れてはいますが、なくても大丈夫です。
入れる場合は、
・ミルクボーイの名前をそのまま入れる
・ミルクボーイをもじった名前を入れる(例:いちごミルクボーイ、ミルクガール)
・コンビの共通の特徴を入れる
・所属している団体名 + ズ、チーム 等(例:余興担当ズ)
などが妥当です。本当にいそうなコンビ名を考えるよりかは、誰が聞いても分かるような名前にすることをオススメします。
・凄くいらない物
「ねるねるねるねの2の粉」等、貰ってもしょうがない物を入れましょう。
知名度がありつつ、漫才を聞く人の誰かが不快にならないような物を入れると良いです。
・特徴
テンプレの②に対する特徴を、尺の許す限り盛り込んでいきます。
偶数番号(特徴①、③、⑤…)には、②に当てはまるものを入れ、
奇数番号(特徴②、④、⑥…)には、②に当てはまらないものを入れます。
それぞれ思いついた物をで入れていきますが
順番としては、番号が若い方には「これぞ○○!」といったあるあるネタを盛り込み、
後半に行くにつれてニッチな、笑いを取る自信があるものを入れると漫才としての流れが良くなります。
当てはまらない特徴については、自由度が非常に高く思いつきにくいかもしれません。
そんな時は、前番号に対して対比的な事を入れるのがオススメです。
[当てはまる特徴] [当てはまらない特徴]
[例:①甘い物が好きらしいねん → ②辛い物も好きらしいねん ]
漫才のポイント
・駒場さん役の方(テンプレA)
1.相槌を多めに挟む
相方が喋っている合間は、ただ黙っているのではなく相槌を打ちましょう。
種類としては主に下記の通りです。相方の言うことを肯定していきます。
・おう
・うん
・せやねん
・そやな
2.口調は淡々と
相方の感情が爆発している分、冷静におかんが言っていた事を教えてあげましょう。
しかし、表情まで固くする必要はなく、面白いと思ったらニヤついて大丈夫です。
○内海さん役の方(テンプレB)
1.相槌を多めに挟む
A役と同様、相槌を挟みましょう。
しかし、相手の話を促す相槌と言うより、横槍を入れるような相槌です。
例:(相方)ちゃうらしいねんな → なにが違うんよ!!
(相方)俺もそう思ってんけどな → せやろ!?
2.否定の時はやや被せ気味に
テンポが非常に重要なため、変な間が空くと笑いが半減してしまいます。
否定の際(ほな○○とちゃうやないかい)は、相方が言い切る前に被せてしまって構いません。
3.身振り手振りを多く
棒立ちでは勢いが出ないので、外国人ばりのジェスチャーを入れながら喋りましょう。
4.負担が大きい
A役の方に比べ、喋る量が遥かに多いです。また、声も張らなければなりません。
しかも、ウケるかスベるかは、ほぼB役の方にかかっています。
そのため、余興等で行う場合は、場慣れをしている方をB役に当てることをオススメします。
まとめ
ミルクボーイ漫才のテンプレや、crabrog的漫才のポイントを挙げました。
YOUTUBEに挙がっているミルクボーイさんの漫才をほとんどをチェックしたので、ある程度的を得てると思っています。
ですが、免責事項といたしまして、これを忠実に守ってスベッてしまっても私は責任を取れません。笑